皆さんこんにちは!
土樹和の日尾野です。
早速ですが皆さんは「組子細工」をご存知ですか?
私は全く知らなかったのですが
とある場所を施工させていただいたときに
初めて目にしました。
とても綺麗ですごく貴重なものということを知り
是非、色々な方にも知っていただきたいと思ったので
紹介をさせていただきますね♪
|組子細工とは?
伝統木工技術「組子(組子細工)」とは
日本の伝統的な木造建築の中の「襖」「障子」「欄間」などの
建具に用いられる伝統的な技術。
釘や金具などを使うことなく
細い木材を組み合わせて様々な文様を作っていく
繊細で美しい工芸です。
そして愛知県でも組子職人は数少なく
貴重な組子細工を日間賀島にある
『島灯りの宿とく川』様に施工させていただきました!
施工事例はこちら↓
|文様のご紹介!
実際の写真を見て模様をご紹介していきますね!
⋆麻の葉(下の写真 真ん中部分)
麻の葉は、早くまっすぐに成長するため
子供の健やかな成長を願う意味が込められています。
また、虫がつかないことから神聖な植物とされていたため
魔よけ・厄除けの意味があります。
⋆千本格子(上の写真 上部分)
格子のマス目は魔物を見張ると言われ
魔除けの意味があります。
細かく数が多いマス目は
子孫繁栄の思いも込められています。
⋆青海波(上の写真 下部分)
波の形が扇の末広がりの形に似ていることから
日本人が好む和の吉祥文様の一つです。
家の繁栄や富貴繁栄への思いを込め、空間を華やかに彩ります。
⋆胡麻(下の写真 上下部分)
栄養豊富な胡麻は昔から
不老長寿、長生きの薬として使われてきました。
胡麻の実の文様は、相手の健康と長寿を祈る意味が込められています。
⋆竜胆(上の写真 真ん中部分)
りんどうは群生せず一本ずつ咲く姿から花言葉には
「悲しんでいるあなたを愛する」「誠実」「正義」「寛容な心」などがあります。
⋆井筒割菱(下の写真 建具)
井戸は生活を守る意味があり
昔は、お金を「貨泉」と呼んだことから
井筒文様は「泉」であり、「お金」の象徴として
金運上昇、富貴繁栄、商売繁盛を願う文様されています。
|最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は、日本の伝統的な技術「組子細工」についてご紹介しました!
様々な文様にも一つひとつ意味があり
込められた意味を知るとより観るのが楽しくなると思います♪
また、今回紹介した「組子細工」は全て
日間賀島にある『島灯りの宿とく川』様で施工させていただいたものです☆
他にも日間賀島や篠島で施工させていただいたので
是非チェックしてみてください♪