皆さんこんにちは!土樹和です。
9月も終わりに近いですが、まだまだ暑い日が続いていますね…
先週は中秋の名月で、奇麗な月を見ることができて、少しは秋を感じることができました♪
もう少し過ごしやすい気温になってくれれば、嬉しいですよね!
さて、今回は“なぐりフローリング”についてです。
あまり聞きなじみのない方も多いと思います。無垢材ではありますが、特別な加工がしてあるので
特別感も演出できます!
なぐりフローリングとは?
“なぐりフローリング”の“なぐり”とは、木材の板や角材に独特の削り痕を残す表面加工技術のこと!
奈良時代から始まったという説もあるほど、長い歴史を持つ日本の伝統技術で
もともとは虫食いを予防するために始まったと言われています。
加工形状も色々で、使用する無垢材や採用する場所によって合わせることができます。
実際の施工事例を基に、いくつかご紹介します★
たちわき
雲が湧き上がる状態を表した文様。
ゆらゆらと長く続く模様は、山あいを流れる雲のように清々しく、見る方向が変わるだけで、
見た目や歩行感など違った印象を与えてくれます。
いしがき
スプーンカットとも呼ばれ、アイスクリームをスプーンですくったようなランダムな凹凸のデザイン。
他にも、“きっこう”と言われる、亀の甲羅模様に似ていて、よく見るとわずかに違う六角形が並んでいるデザインや
“なしじ”という、果物の梨肌に似ていて、他に比べてシャープな彫りになっているデザインなど
たくさんの加工種類がありますよ★
どこに採用することが多い?
土樹和では、おもに旅館さんや和室に採用することが多いです!
写真のように、和室のアクセントとしてポイント使いすることも
部屋全体に使うこともできます!部屋全体に“なぐりフローリング”を使用すると
重たくならないかな?と心配になるかもしれませんが、大丈夫です♪
部分的に使用しても、全体的に使用しても
特別感と高級感のある空間を演出することができる“なぐりフローリング”はとてもオススメです★
最後に
いかがでしたでしょうか。
“なぐりフローリング”の魅力が伝わっていると嬉しいです★
また、家創り計画中の皆様にはぜひ、検討していただけると幸いです!