組子細工って?日本の伝統的な技術をご紹介!

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2023.03.08

組子細工って?日本の伝統的な技術をご紹介!

  

皆さんこんにちは!

土樹和の日尾野です。

早速ですが皆さんは「組子細工」をご存知ですか?

私は全く知らなかったのですが

とある場所を施工させていただいたときに

初めて目にしました。

とても綺麗ですごく貴重なものということを知り

是非、色々な方にも知っていただきたいと思ったので

紹介をさせていただきますね♪

  

|組子細工とは?

  

伝統木工技術「組子(組子細工)」とは

日本の伝統的な木造建築の中の「襖」「障子」「欄間」などの

建具に用いられる伝統的な技術

釘や金具などを使うことなく

細い木材を組み合わせて様々な文様を作っていく

繊細で美しい工芸です。

そして愛知県でも組子職人は数少なく

貴重な組子細工を日間賀島にある

島灯りの宿とく川』様に施工させていただきました!

施工事例はこちら↓

「島灯りの宿とく川」様施工事例

|文様のご紹介!

実際の写真を見て模様をご紹介していきますね!

⋆麻の葉(下の写真 真ん中部分)

 麻の葉は、早くまっすぐに成長するため

 子供の健やかな成長を願う意味が込められています。

 また、虫がつかないことから神聖な植物とされていたため

 魔よけ・厄除けの意味があります。

  

⋆千本格子(上の写真 上部分)

 格子のマス目は魔物を見張ると言われ

 魔除けの意味があります。

 細かく数が多いマス目は

 子孫繁栄の思いも込められています。

⋆青海波(上の写真 下部分)

 波の形が扇の末広がりの形に似ていることから

 日本人が好む和の吉祥文様の一つです。

 家の繁栄や富貴繁栄への思いを込め、空間を華やかに彩ります。

⋆胡麻(下の写真 上下部分)

 栄養豊富な胡麻は昔から

 不老長寿、長生きの薬として使われてきました。

 胡麻の実の文様は、相手の健康と長寿を祈る意味が込められています。

  

⋆竜胆(上の写真 真ん中部分)

 りんどうは群生せず一本ずつ咲く姿から花言葉には

 「悲しんでいるあなたを愛する」「誠実」「正義」「寛容な心」などがあります。

⋆井筒割菱(下の写真 建具)

 井戸は生活を守る意味があり

 昔は、お金を「貨泉」と呼んだことから

 井筒文様は「泉」であり、「お金」の象徴として

 金運上昇、富貴繁栄、商売繁盛を願う文様されています。

  

  

|最後に

  

いかがでしたでしょうか。

今回は、日本の伝統的な技術「組子細工」についてご紹介しました!

様々な文様にも一つひとつ意味があり

込められた意味を知るとより観るのが楽しくなると思います♪

また、今回紹介した「組子細工」は全て

日間賀島にある『島灯りの宿とく川』様で施工させていただいたものです☆

他にも日間賀島篠島で施工させていただいたので

是非チェックしてみてください♪

施工事例はこちら

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